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View Full Version : EQ2ロア:D’Ryilの手紙パート2


OLTT
12-23-2010, 08:14 PM
<img src="http://everquest2.com/images/en/features/lorefeature/banner_lore.png" width="500" height="122" /> <p><span ><p><em>尊敬するArelin Holst D’Ryilへ,</em></p> <p><em>            我々の研究の進行具合をお知らせせねばなるまいと、こうして筆をとっている。</em></p> <p><em>            ご存知のように、研究は非常にうまくいっている。</em><span ><em>Mayongの</em></span><em>調査ノートからかなりのことが判明し、彼の未遂に終わった変身に関するあなたの仮説は的を射ていることが分 かった。</em><span ><span ><em>Mayongが探していた</em></span></span><em>Tserrinaの資料を我々が手にしていたのは幸運と言わざるを得ない。</em></p><p><em>今のところ、我々が行った数々の実験は失敗に終わっている。 – もちろんこれは予想していたことなのだが。 依頼された通り、失敗した実験体のほとんどは処理しておいたのだが、残った実験体のいくつかが腐敗を起こし た後、何やらおもしろい自体を招いている。この進行を見極め分析するため、腐敗した実験体を残しておくこと にした。 だが正直なところ、実験体が苦しみ悶え、泣き叫んでいるのを見ているのもまた一興ではある。</em></p></span></p><p><em>            ご存知の通り、いかに正しく血を結合するかを発見することこそ、我々の実験の本質である。 あまりに沢山の血が混ざると、変化が劇的すぎるため実験体は生存できない。  逆にあまり少なくても、凶暴で、怒りの燃えた、無力なヴァンパイヤを創造するには足りないのだ 。  正確なバランスの発見は、今のところ難しい。</em></p> <p><em>            しかし、この一つのヒューマン(男性)の実験はある可能性を示唆している。 当初我々はこのヒューマンの実験も失敗に終わると思っていた。彼に施した血の結合は、すでに失敗済みの方法 を少しだけ変化させた者に過ぎなかったからだ。  他のもの同様、彼は一晩中苦悶し、変化を遂げる際に響き渡る濁った悲鳴は我々を喜ばせた。  私自身が彼の房に入ったのは翌日のことだった。開ききった目、固まった死体、よだれの垂れ流れた無心のケダ モノに遭遇する心の準備をして・・。しかしそのどれも彼の状態には当てはまらなかったのだ。  彼は私を見つめ、常人のように質問してきたのだ。“私に何が起きたのです?”, “私は一体何者に・・?”… 新しい血を手に入れたものによる、現在起きていることが信じられないという想像していた通りの質問をしてき たのだ。この実験は見事他の失敗とは異なる結果、我々の望む結果を生んだ。</em></p> <p><em>            この実験の結果にかかわらず、 これを成功と呼べるかはまだ分からない。  彼はまだ我々同様の機能を備えていない。 – 元の能力とさほど変わらず、完全なる再生による反応が薄い。そして最も残念なことが、彼は我々に対して服従 の意を見せないのだ。  これは予想外の展開だ。実験の過程のすべては新発見ではあったが、結局のところこの実験体は価値がないと言 わざるを得ない。</em></p> <p><em>            まだ研究できる内容が残っている可能性もあるため、しばらくの間彼は生かしておくことにする。   それでも何も得るものがないと分かれば当然始末する。  しかしながら、我々が今までとはまったく異なる研究結果を得、未来の成功へ一歩近づくことができたことは喜 びである。</em></p> <p><em>            また何か大きな変化を得られた際にはこちらから連絡をしよう。 </em></p> <p><em>D’Ryilのために,</em> <em>Verilos</em></p>